イ・アエラグループ事業案内

イ・アエラ

イ・アエラグループの持ち株会社として、グループ各社の永続的な発展を支えるべく継続的なガバナンスを行ない、ICT事業を担うエコー電子工業をはじめとするグループ各社の役割を調整すると共に、新たな市場の開拓を支援することを目的としています。
経営幹部の適正な配置と間接部門を集約することにより、経営のスピード化と効率化を推進し、生産性の高い企業体質を目指します。
イ・アエラには4つの機能が有ります。一つ目はグループファイナンス機能で、グループの資金を集約し株主施策や効率的な再配分を行なうと共に将来の事業戦略に備えます。
二つ目はインキュベーション機能で、グループ各社が企画した商品をイ・アエラが投資・所有し各社に供給します。グループの成長分野や新規分野への参入等の支援となりますが、エムアイエフやエナジー・ソリューションズへの資本参加も行っています。
三つ目は経営管理機能で、全社的な戦略決定や管理業務を担います。
当面はグループの人事や資産管理、新商品への開発投資、パソコンのリース事業などを推進していきます。
最後は採用活動です。優秀な人材の確保と育成をミッションとし、専任の採用担当者が通年で採用活動をしています。

エコー電子工業

ソリューションシステム

地域密着のSEサポートをビジネスの中核とし、特化分野の全国サポートも実施しています。
地場では、営業部門が販売する製品の対応から各種専業メーカーの製品対応まで、お客様のニーズに合わせた製品選択や導入支援からカスタマイズ対応、個別開発を行うなど幅広いスキルと経験を有しています。
特に販売管理システムの構築に関しては、食品製造卸業・鋼材卸業・通販業・鶏卵業など細業種の分野で得意ソリューションを揃えて、首都圏を始め全国のお客様の支援を行っています。
また、自動車向けの組込システム開発などの分野にも積極的に対応し、メーカーと一体となった専門の開発体制を有しています。さらに、九州地場で強力な武器となる中小製造業向け新生産管理パッケージ『工場の望』のサポート体制を整えるなど、新たな取り組みも行っています。

公共ソリューション

市町村における住民の安心・安全を提供することを目的とし、住民保護に関する情報、自然災害に関する緊急避難情報を伝達する防災行政無線システムや、雨量や河川の水位を感知し伝達する河川情報基盤、また安定的に水を供給するためにダムの貯水量をコントロールするダム管理システム等の工事・保守をしています。
特に防災行政無線システムにおいては九州の自治体様の12%の導入実績を誇り、設計、工事、保守を一貫して行う体制を構築しています。昨今は道路情報表示板や野球場スコアボードといった、より地域に密着した設備の提供も行っています。
工事スキルと工事評価点の向上を図り、グループ会社である九州テンとの協業を強化します。

ソリューション営業

北部九州を中心に九州・山口地区を活動エリアとし、流通業、製造業など幅広い業種において、上場会社から中小企業まで2400社以上のお客様とお取引をしています。
地域密着の方針のもと、最新のICT技術・サービスをワンストップでご提供することにより、お客様の経営戦略や構造改革を素早く確実に実現できるようお手伝いします。
豊富なソリューション(課題解決)提案からイノベーション(経営革新)提案のため、コンサルティング力強化にも取り組み、お客様からの様々なニーズにお応えできるよう、日々精進しています。
また、ICTの総合窓口として業種業務を全方位でカバーすべく『カテゴリ360』と称し約200種のリーズナブルで高品質なプロダクト群や、当社が手がけた数多くの事例・テンプレート集をホームページ上に公開し、お客様に最適なパッケージソリューションやクラウドサービスをお届けできるものと自負しています。

デジタルシステム

ロボティクス事業、スマホ・タブレットアプリ開発ビジネスに取り組んでいます。
ロボティクス事業では、ソフトバンク様からPepperコンサルパートナーの第一号認定を取得し、順調に業績を拡大し多くのお客様へ新しい価値をご提供しています。平成30年度は、IoT、PRA(Robotic Process Automation)、セキュリティという先端技術などのソリューション開発に積極的に取り組みます。
また、スマホ・タブレットアプリ開発は、今まで以上にお客様目線になることでニーズを正確に捉え、効果的なソリューション開発の視点でご提供します。
その活動で最も大事な部分は高品質なシステムの追求であり、本社のシステム開発部門と連携し、お客様が安心して運用できるシステムをご提供します。今後も当社の先端技術開発部隊として広域エリアをカバーし、お客様・パートナー様への貢献をモットーに活動していきます。

リサイクルセンター

富士通株式会社からの委託を受けて「富士通九州リサイクルセンター」を運営し、リサイクル事業を行っています。
平成9年に富士通リサイクル構想で九州地区を担当するセンターとしてスタートしました。
長年ご使用になられたパソコン等の情報機器を解体処理(大ばらし)し、次に人手により素材毎にきめ細かく分別(小ばらし)することで、再資源化しています。
循環型社会の形成に貢献するため、ゼロエミッション目標として資源再利用率(機器処理量と資源として再利用した割合)90%以上を目指し、循環型社会の一翼を担っています。
近年は、情報システム機器のダウンサイジングや集約化に伴い入荷量は減少傾向ですが、ハードディスクなど記憶媒体のオンサイト破壊や磁気破壊出張サービスなども積極的に推進し、入荷量の維持・拡大に努めています。
29年4月には、JR鳥栖駅前に分室を新設し、情報機器のデータ消去も開始しました。
リファビッシュ事業(中古機器などを整備して新品に準じる状態に再生)に注力していきます。
また、ご要望が多く寄せられている情報セキュリティビジネス(記録媒体破壊サービス)を充実させます。
記録媒体破壊作業の実績を増やし、九州地域でデータ破壊の信頼とブランド力の獲得を目指します。

EIT

プラットフォーム基盤を専門に、最適な仮想化をご提案いたします。
P2V(Physical to Virtual)を活用して既存の物理環境から仮想環境への移行も可能です。また、特にご要望が高まっているクラウド基盤、WEB基盤、OSS基盤、そしてセキュリティについてのIT装備強化に貢献いたします。
システム構築に必要な調査、構成設計からテスト、運用まで一括して対応いたします。

インフラ提案・設計・構築ビジネス

Windows、Linux、仮想化、クラスタ、システム/ネットワーク監視のスキルを駆使し、お客様のビジネス受注を目指します。

クラウド移行ビジネス

クラウドへの移行によるシステムコスト削減の顧客要求は年々高まっています。特にイ・アエラグループがターゲットとしているお客様も今後、クラウドへのシフトが始まっていくと予想しています。そのため、ビジネスターゲットに合うクラウド移行の型決めサービスを行いビジネス化します。

OSSビジネス

昨今のシステム構築において、OSS製品を組み込むプロジェクトは常識化してきました。サポート力、信頼性が上がってきていることとシステム構築時のコストダウン要求によるものだと考えています。当社ではOSS製品のサポートビジネスを行っています。目指すビジネスは、OSS製品のスキル提供型ビジネスとOSS製品のサポートセンターの両面です。

Web移行・開発ビジネス

クラウド移行ビジネスと関連しますが、クラウド移行時に発生する可能性のあるアプリケーションをクラサバ型からWeb型へ移行する開発の受注を目指しています。また、クラウド以外であってもアプリケーションのWeb化シフトは進んでいます。現在は、富士通系のWeb開発業務に取り組んでいます。

セキュリティ・ネットワークビジネス

昨年大流行したワナクライに代表されるようにサイバーセキュリティの脅威は年々高まっておりお客様の対策意識も旺盛になっていると考えています。そのため、今後大きく伸びるビジネス領域であり型決めしたサービスをラインナップし、コンサルティング、提案、構築のビジネスを立ち上げる計画です。

パクス

お客様から買い取らせていただいた中古パソコンの内蔵データを消去、クリーニングし整備することで、中古機器として市場に再販売する事業を行っています。
平成29年4月に新工場へ移転し、長年ご使用になられたパソコン等の情報機器の再整備工程では、高いセキュリティが保たれたラインでデータ消去を行い、品質とコンプライアンスを重視し、環境に優しい工場を目指しています。
近年はタブレットやスマートフォンへの切り替えが加速し、パソコンの取扱い数は減少傾向にありますが、大手リース会社様との取引拡大や各県のIT販売会社様との連携強化により、取扱い台数の安定確保に繋げています。
これまでのネット販売を通じて蓄積されたWEB技術やノウハウを活用して、新しいWEBマーケティングビジネスの創造にもチャレンジしていきます。
アクセス解析によるコンテンツ構成の見直しやSEO対策による検索ヒット数を得た集客拡大など、ネットビジネスを成功に導きます。
一方、販売は一昨年より推進中のネットでの直接販売の倍増計画に基づき、法人や個人向け販売を充実させ実績を向上させました。